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明日もきっといい天気ゲームブックのリプレイ日記です。
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ゲームブックと本屋
[ ゲームブックあれこれ ]
時間つぶしに本屋に寄ったとき、ゲームブックが置いてあるのか、置いてあるとすればどこにあるのかが、最近気になっていたりします。
思えば、復刊になったゲームブックを初めて注文したのは通販でした。 このときは、別に分類とかは気にしなかった気が。 その後、市内中心部にある、それなりに大きな本屋で、「チョコレートナイト」「展覧会の絵」「パンタクル1.01」を注文した時には、検索システムの分類は『コミックス・ゲーム』になっていました。 ブレナンの新作を同じ本屋で注文したときは、『サブカルチャー』 とすると、他の本屋はどうなっているんだろう? などと、くだらないことを考えてしまった私は、早速、時間つぶしに本屋に寄ったときに、検索システムを使って調べてみることにしました。 といっても、今はどこの本屋でも置いてあるのはブレナンさんの復刻版最新の『ドラゴンの洞窟』のみでしたが。 えー、地方なので、小さい本屋には、当然置いてません。検索システムなんかもございません。 仕方ないことかもしれませんが、残念です。 ただ大手本屋には、新作が1冊くらいの割合で、置いてあることは置いてあるような雰囲気。 1冊だけですが。 で、とある某大手本屋その1。 ここは、ゲーム攻略本のコーナーにおいてありました。TPGと並んでひっそりと。 某大手書店その2。 ここは、なんと児童書の『よみもの/高校生以上』の棚に。周りには、ゲド戦記やらハリーポッターやら指輪物語など、豪華ラインナップ。そんな中、埋もれるようにこちらも1冊のみ。 同じ棚の左右には、ファンタジーものらしい、ドラゴンがなんたらかんたらとか、ドラゴンがほにゃららとか、ドラゴンと題名に名がついたものが並んでいたので、それつながり? それにしても、児童書は違うと思うんですが、どうでしょう? ソーサリーがここに並んでいたら、思い切り「違うだろー!」と叫んでしまいそうなんですが……。 けれど、高校生くらいの子が、ここでうっかり『ドラゴンの洞窟』なんかを手にとって、「これおもしろい〜!」とか言い出して、ゲームブックブーム再来!とかになれば、いいんじゃないかと思ったり思わなかったり。 ……無理か。
火吹山の魔法使い(扶桑社版) 12
[ ファイティング・ファンタジー ]
扉を開けて外に出ると、そこは細い通路だった。
北へ数メートル進むと道は東に曲がって、更にその先で北へと続いているらしい。 2つ目の角には、何故か窪みのようなもんがあって、休めるようにもなっていた。……なんていうか、ここの迷宮って、噂で聞いていたよりも親切設計な場所だよなあ。 食事をしてもいいんだが、今のところ、どうにか体力だけはなんとかなりそうだし(技術点は不安だが)、先を急ぐことにする。 通路の先には木の扉があった。 彫刻を施した骨の執ってが、なんか悪趣味な感じだ。 物音はしないようなので、用心深く把手を回すと、あっさりと開いてしまった。 うわー、また変は部屋だな。 西洋梨みたいな感じの部屋っていうのが近いのか? 床は石作りでごつごつしてて、ものすごく歩きにくそうだ。隅には何故か瓦礫の山があって、変な形の木切れがふたつと縄が混じってた。 俺は、その変な木切れを調べてみることにした。 どうやらふたつともY字の形をしているようだ。なんかに使えるかもしれないし、使えないかもしれない。 どうするかなあ。ザックはもういっぱいだし、何かひとつ置いていかないと持っていけそうにないなあ。 俺はしばらく考えて、チーズをそこに置き、木切れをザックにしまうことにした。 ついでに側に落ちている縄も手に取る。 一見普通の縄だ。 これも持っていくかなあ? そんなことを思いながらザックに入れようとする。 が。 なんだ? いきなりこの縄、動き出したぞ! 気持ち悪い……なんて言ってる場合じゃなくて! これ、俺を締めようとしているみたいだぞ。 慌てた俺は、剣をにぎると、この縄を切ろうとする。 運が良ければ、なんとかなるだろう。 で、ここで恒例の運試しだ。 現在の運点は9。 サイコロを振って出た数が、8。セーフだ。 けれど、余計な力を使っちまったせいか、体力点が減ってしまった。 現在の情況としては、 技術点 8 体力点 21 運点 8 だな。 縄に勝った(っつうのも変な言い方だが)俺は、北にある扉から外に出ることにした。
リンクなどいろいろ
[ ゲームブックあれこれ ]
ゲームブックに関するサイトやブログなどをまとめてみました。
現在、こちらのブログをリンクしてくださっているところを追加しています。抜けているところもあるかもしれませんが、見かけたら随時追加予定。 創土社 ゲーマニ ゲームブック正誤表@Wiki 駄人間生誕 今頃ソーサリー 極限ソーサリー生活 Livre dont vous etes le heros(君が英雄になれる本) マーリンの呼び声 パラグラフの狭間で ちょこないと日記@ジュナ;; きままにタンタロン アリオッチ!アリオッチ!アリオッチ! あっしはレプレコーンのオシェイマスでさ! E.J.のアバロン救世記 電脳破壊作戦Z
FFといえば……
[ ゲームブックあれこれ ]
FFといえば、自分の中では『ファイティングファンタジー』なわけですが(世間の流れに思い切り逆らっています)、今日、そのファイティングファンタジーシリーズを扱っていらっしゃるゲームブックのリプレイ日記で、素敵なものを知ってしまいました。
火吹山の魔法使い(扶桑社版) 11
[ ファイティング・ファンタジー ]
北側にある扉をあけると、そこには短い廊下があった。
廊下の先には、さっきと似たような扉が見える。 鍵もかかっていないようなので、俺は開けてみることにした。 引き返すってのもどうかなって気がするし、物音もしなかったしな。 で、開けてみてびっくりしたな。 部屋の中は、今までで一番派手で凝ったつくりになっていた。 床が大理石だぜ! こんな床、ここへやってきてから初めて見たよ。わざわざ石を運び込んで作ったってことかよ。 ついでに言えば、壁は白く塗られていて、絵がかけられていた。 あきらかに、今までとは感じが違う。 なんのための部屋なのかもさっぱりわからねえ。 俺は、四方の壁に飾られた絵を眺めた。 どれも同じ男の肖像画だ。絵の下の書いてある名前はザゴール。 この火吹山に住む、俺が宝をぶんどろうとしている相手だ。 いかにも魔術師っぽい雰囲気の男だが、同じ肖像画を何枚もかけているっていうのは、どうしてなんだろう。 やはり罠が仕掛けてあるのか? 肖像画は出来がいいのか、何か術がかかっているのか、なんか見られているような気もするしなあ。 うっかり見続けていると、吸い寄せられそうな感じがして薄気味悪いし。 いかん、なんだか気分も滅入ってきた。 やっぱりこの絵には、何かがあるみたいだ。(技術点−1) このままだと、いろいろやばい気がしてきた。 さて、どうするか。 このまま北側に見える扉から逃げちまうか、何かこの絵に対抗できるものを持ち物の中から探してみるか。 といっても、たいしたものがあるわけじゃないんだよなあ。 今のところ、持ち物は 剣 革の鎧 食料 技の薬(×2) 金貨 1枚 青銅の鍵(99) 龍火の呪文 甘い匂いのするチーズ 木槌1本 先端を尖らした木の棒5本 だ。 そのうちで、使えそうなものっていえば、剣と杭くらいか? まさかチーズや鍵を投げるわけにもいかねえし。 とりあえず、剣で切りかかってみるか? ……。 ………。 ………って、おい、失敗だよ! 剣は俺の手をすり抜け浮き上がり、まっすぐ俺に向かって落ちてきた。 あ、あぶねーじゃねえか! 頬が切れちまったじゃねえか! まったく、とんでもないぜ。 おかげで、技術点は下がるは(−1)、体力点は下がるはで(−1)、散々な目にあっちまった。 うかつになんでもしてみるもんじゃねえな。 俺は落ちた剣を拾うと、急いで部屋を出ることにした。
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