[ - ]
一定期間更新がないため広告を表示しています
明日もきっといい天気ゲームブックのリプレイ日記です。
|
火吹山の魔法使い(扶桑社版) 10
[ ファイティング・ファンタジー ]
また扉かなんかがあるかなと思いつつ進んでみたが、そんなこともなかった。
誰かに襲われたりとか、変な罠に引っかからなかったのはラッキーかもな。 道は北へと曲がっている。そこには何故か木のベンチが置いてあり、「疲れし旅人よ ここにて憩え」なんて書いてある。 おいおい。 旅人が訪れること前提かよ? ここの主は何考えてるんだ? それとも、このくらい俺は寛大だぞって言ってんのか? わかんねえなあ。 まあ、ベンチは休むのにはちょうどよさそうだし、ちょっと座って休憩するのもいいかもしれない。 腹は減ってないが、連続して戦闘したからな。 ん……? 座ってすぐに、俺は異変に気がついた。 なんだか身体に力がみなぎるようだ。さっきの戦闘での疲れもとれてる。これって、座っただけで元気になるって魔法がかかっているってことだよな。 ここの魔法使いってのは、やっぱり変だ。それとも、これは配下のもの専用か、訪ねてきた客専用か? そうとでも考えなきゃ、理解できないぜ。 ま、元気になったことだし、先へ進むか。 しばらく進むと道は、またもや東と西へ別れていた。 ここから先は結構道が複雑なのかもしれない。東に向かってすぐに三叉路に付きあたったしな。 さらに北へ進むと、がっしりとした扉の前に出た。 何の物音もしなかったんで、俺は慎重に扉を開いてみた。 が、誰もいないと思ったのは間違いだったらしいl。 部屋の中を確かめようとしたとき、まるで待ち構えていたかのように、後ろから叫び声が聞こえたからだ。 振り返ると、そこには斧を振りかざした蛮人がいた。 慌てて、俺は蛮族の攻撃をかわすために剣を構えた。 また戦闘だ。 やれやれだな。 今回の相手は蛮人。 技術点;7点、体力点:6点。 俺はさっきの木のベンチで力を取り戻したから、技術点:10点、体力点;23点だ。 ちょっとサイコロの目が悪くて手傷をおっちまったが、勝つことはできた。 部屋の中にはたいしたものはなかった。 木槌が1本と、先端のとがった木の棒が5本ほど見つかったくらいだな。何かの役に立つかもしれないし、持っていくことにしよう。
| 1 / 1 PAGES |
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|