[ - ]
一定期間更新がないため広告を表示しています
明日もきっといい天気ゲームブックのリプレイ日記です。
|
ハウス・オブ・ヘル 6
[ ファイティング・ファンタジー ]
前回は吸血鬼と遭遇して大変だったマキちゃん。
何も起こらず無事に進められればいいのですが、そうはいかないのが地獄の館。 吸血鬼から逃げて飛び込んだ先は、薄暗い通路のような場所でした。少し進むと十段ぐらいの階段があって、降りると踊り場。 階段は更に下に続いているようですが、踊り場の横には扉があります。 何かありそうだと思いつつ、好奇心に負けて、扉を開いてみる。 何かが飛び出してくることはありませんでしたが、やっぱりどこか変な部屋です。 部屋自体は小さくて、もう一つある扉からは通り抜けできそうな感じなんですが、変だーと思った理由はただ1つ。 壁面に、カスミか霧のようなものがかかっている場所があるからです。 マキちゃんの目には、「きらめく水面がカーテンになっているように見える」らしいです。 しかも、近づいてみて触れてみると、手が通り抜けてしまう奇妙なもの。 ここで、マキちゃんはなんと、頭を突っ込んで、どうなっているのか確かめようとします。 なんか出てきたらどうするんだーと思いながらも、ここでは何も起こらず、覗いた先は応接室のようです。 マキちゃんの頭は応接室の鏡になっている壁面から、にょっきりと出ている状態みたいです。 鏡の向かい側には田園風景の壁画、応接室の真ん中にはテーブルと椅子六脚。鏡からマキが覗いている以外は、ごく普通の部屋に見えました。油断はできませんが。 様子を窺っていると、扉の外で話し声がしたので、急いで頭を引っ込めてから、これからどうするか考えてみることにしました。 ○人の気配がなくなるのをまって、応接室へ入ってみる ○今いる部屋のもう一つの扉を開けて先へ進む ○踊り場へ引き返して、下へ降りる さて、どうしたものか。 応接室は気になりますが、またゾンビとか出てきたら嫌だし、かといって扉の向こうが安全だとは言えないんですよね。 とりあえず、扉を開けてみようかと思います。 が。 扉には鍵が掛かっていました。 鍵なんて持っていないよー。 どうやら、ここから先へは進めないようです。仕方ないので、応接室へ行ってみようと思います。引き返すのは面倒だし。 人の気配がなくなってから、鏡を通って応接室にやってきました。 誰もいないし、今のところは大丈夫そう。 応接室ではもう何もなさそうなので、扉を開いて外に出てみることにします。 扉の向こうは廊下で、ここにも、誰もいないようです。 左手には、扉があり、「開くかどうか試してみることができる」そうです。こういう書き方がしてあった時って、ろくな事はないんだよなあ。 でも、気になるし、開けてみよう。 ………って、閉まってるし(笑) あきらめて、先に進むしかないようです。 廊下は、幅が広くなって別の廊下と交差しているらしですが、まっすぐ進みます(ここは選択肢なし) 歩き続けると、左右に扉がある場所まで来ました。 右に入るか、左に入るか。 どっちもどっちな気がしますが、どっちか開けないと話が進みません。 うーん。マキちゃんはイラストを見ると右利きみたいなので、右を開けてみよう。 開けた先は台所でした。 誰もいないですが、キレイに整頓されています。 扉が二つあり、それぞれ食料庫、勝手口のようです。他には、レンジの上に鍵束がありました。 扉を開けるか、鍵束を取るかを選ぶようなんですが、食料庫は怪しげだし、勝手口は今までの例からして鍵が掛かっているか罠がありそうだし、無難なのは鍵束かなあ。 でも、絶対何かありそうですよね。 びくびくしながら、鍵束を取ってみようと思います。 あー! やっぱり、何もないわけにはいかなかった模様。 鍵束は火傷するほど熱くなっていたようです。 利き腕が火傷だってー。 体力点−3、技術点−2だってー。 一応運試しが出来るみたいなので運試ししてみましたが、体力点−1で技術点は変化なしで、結局火傷したことにはかわりないようです。 でも、マキちゃんは痛さのあまり叫んでしまったので、その声と、鍵束を落とした音が、屋敷に響き渡ってしまいました。 ひょっとして、これはピンチなのでは?? 案の定、ページをめくると大ピンチでした。 いや、大ピンチというより、「君の冒険はここで終わりだ」状態です。 ドゥルマー伯爵と変な格好をした仲間たちにとっつかまって檻送りです。もう一生ここから出られないんだってさー。 イラスト付きのバッドEDが妙に悲しい……。 こうして、マキちゃんの1周目の旅は終わってしまったのでした。 次回、2周目に続く。 ちなみに、勝手口を開こうとすると鍵がかかっており、鍵束を取るか、もう一方の扉を開けるかの選択肢。 食料庫らしき扉を開けると、グールと戦闘。負けると当然死亡ですが、勝ってもグールが倒れた拍子にフライパンが落ちちゃいまして、その音を聞きつけたドゥルマー伯爵とゆかいな仲間たちに捕まってしまいます。 どの選択肢を選んでも、バッドEDらしい。 「台所は危険なので入らない」が正解のようです。 Comment
pranky (2009/02/28 8:38 PM)
初めまして、旧版(社会思想社版)のファンのpranketteです。
台所のカギには俺もやられたなあ。だいたい「どっちに転んでもバッド・エンド」っていう状態が確定してから、少なくない選択肢を用意していたり、かなり邪悪な出来なんですよ、このGBは。そこが特色でもあるんでしょうけど。
ひとつ気になることがあるんですが、最終的に必要な武器を手に入れるときに重要なヒントとなる、ある「名前の秘密」に関してはきっちり訳されているんでしょうか?
旧版の安田均訳ではそれが見落とされていたので、「言葉」を選択する際にあてずっぽうで(ノー・ヒントで)選ぶ、という最悪な状況になっていました。
Ayumi (2009/03/02 2:00 PM)
prankette様、はじめまして。
コメントをありがとうございます。
そういえば、安田均さんの訳ではそういうこともあったと、pranketteさまの書き込みで思い出しました。
まだそこまでたどり着けていないのですが、前みたいに当てずっぽうでないことを願いたいと思います。
今は、2周目をやっているんですが、すでに死亡しそうな雰囲気です(^^;)
-----
Trackback
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|