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明日もきっといい天気ゲームブックのリプレイ日記です。
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ハウス・オブ・ヘル 6
[ ファイティング・ファンタジー ]
前回は吸血鬼と遭遇して大変だったマキちゃん。
何も起こらず無事に進められればいいのですが、そうはいかないのが地獄の館。 吸血鬼から逃げて飛び込んだ先は、薄暗い通路のような場所でした。少し進むと十段ぐらいの階段があって、降りると踊り場。 階段は更に下に続いているようですが、踊り場の横には扉があります。 何かありそうだと思いつつ、好奇心に負けて、扉を開いてみる。 何かが飛び出してくることはありませんでしたが、やっぱりどこか変な部屋です。 部屋自体は小さくて、もう一つある扉からは通り抜けできそうな感じなんですが、変だーと思った理由はただ1つ。 壁面に、カスミか霧のようなものがかかっている場所があるからです。 マキちゃんの目には、「きらめく水面がカーテンになっているように見える」らしいです。 しかも、近づいてみて触れてみると、手が通り抜けてしまう奇妙なもの。 ここで、マキちゃんはなんと、頭を突っ込んで、どうなっているのか確かめようとします。 なんか出てきたらどうするんだーと思いながらも、ここでは何も起こらず、覗いた先は応接室のようです。 マキちゃんの頭は応接室の鏡になっている壁面から、にょっきりと出ている状態みたいです。 鏡の向かい側には田園風景の壁画、応接室の真ん中にはテーブルと椅子六脚。鏡からマキが覗いている以外は、ごく普通の部屋に見えました。油断はできませんが。 様子を窺っていると、扉の外で話し声がしたので、急いで頭を引っ込めてから、これからどうするか考えてみることにしました。 ○人の気配がなくなるのをまって、応接室へ入ってみる ○今いる部屋のもう一つの扉を開けて先へ進む ○踊り場へ引き返して、下へ降りる さて、どうしたものか。 応接室は気になりますが、またゾンビとか出てきたら嫌だし、かといって扉の向こうが安全だとは言えないんですよね。 とりあえず、扉を開けてみようかと思います。 が。 扉には鍵が掛かっていました。 鍵なんて持っていないよー。 どうやら、ここから先へは進めないようです。仕方ないので、応接室へ行ってみようと思います。引き返すのは面倒だし。 人の気配がなくなってから、鏡を通って応接室にやってきました。 誰もいないし、今のところは大丈夫そう。 応接室ではもう何もなさそうなので、扉を開いて外に出てみることにします。 扉の向こうは廊下で、ここにも、誰もいないようです。 左手には、扉があり、「開くかどうか試してみることができる」そうです。こういう書き方がしてあった時って、ろくな事はないんだよなあ。 でも、気になるし、開けてみよう。 ………って、閉まってるし(笑) あきらめて、先に進むしかないようです。 廊下は、幅が広くなって別の廊下と交差しているらしですが、まっすぐ進みます(ここは選択肢なし) 歩き続けると、左右に扉がある場所まで来ました。 右に入るか、左に入るか。 どっちもどっちな気がしますが、どっちか開けないと話が進みません。 うーん。マキちゃんはイラストを見ると右利きみたいなので、右を開けてみよう。 開けた先は台所でした。 誰もいないですが、キレイに整頓されています。 扉が二つあり、それぞれ食料庫、勝手口のようです。他には、レンジの上に鍵束がありました。 扉を開けるか、鍵束を取るかを選ぶようなんですが、食料庫は怪しげだし、勝手口は今までの例からして鍵が掛かっているか罠がありそうだし、無難なのは鍵束かなあ。 でも、絶対何かありそうですよね。 びくびくしながら、鍵束を取ってみようと思います。 あー! やっぱり、何もないわけにはいかなかった模様。 鍵束は火傷するほど熱くなっていたようです。 利き腕が火傷だってー。 体力点−3、技術点−2だってー。 一応運試しが出来るみたいなので運試ししてみましたが、体力点−1で技術点は変化なしで、結局火傷したことにはかわりないようです。 でも、マキちゃんは痛さのあまり叫んでしまったので、その声と、鍵束を落とした音が、屋敷に響き渡ってしまいました。 ひょっとして、これはピンチなのでは?? 案の定、ページをめくると大ピンチでした。 いや、大ピンチというより、「君の冒険はここで終わりだ」状態です。 ドゥルマー伯爵と変な格好をした仲間たちにとっつかまって檻送りです。もう一生ここから出られないんだってさー。 イラスト付きのバッドEDが妙に悲しい……。 こうして、マキちゃんの1周目の旅は終わってしまったのでした。 次回、2周目に続く。 ちなみに、勝手口を開こうとすると鍵がかかっており、鍵束を取るか、もう一方の扉を開けるかの選択肢。 食料庫らしき扉を開けると、グールと戦闘。負けると当然死亡ですが、勝ってもグールが倒れた拍子にフライパンが落ちちゃいまして、その音を聞きつけたドゥルマー伯爵とゆかいな仲間たちに捕まってしまいます。 どの選択肢を選んでも、バッドEDらしい。 「台所は危険なので入らない」が正解のようです。
ハウス・オブ・ヘル 5
[ ファイティング・ファンタジー ]
前回、「シャイタン」の部屋を調べることにしたマキ。
いったい何が出てくるのか。 ゾンビだったら、嫌なんですが。 扉を開くと、今までとは違い、上品な感じの寝室でした。 天蓋付きのベッド、部屋の中央に三点セットの家具、暖炉には火がくすぶっています。家具の内、肘掛け椅子は暖炉の方を向いているようです。他には、向かいの壁に扉が二つ。 一見誰もいないようですが、安心は出来ないなあと思いつつ部屋の中にはいると、閉めた扉に鍵が掛かったうえに、突然挨拶の声が。 見回しても誰もいないのに。 声はなんかごちゃごちゃ言っていますが、ようするに、「もてなしが気に入らないのならば、とっておきのお楽しみを披露するよ」ということらしいです。 もちろん驚きのあまりマキの恐怖点は+1。 しかし、気になります。 どこから声が聞こえてくるのか。管理人予想ではベッドあたりなんですが。 なので、マキには声の主とお話してもらおうと思います。何かあったらゴメンね、マキちゃん。 あ、予想ははずれか〜。 どうやら、声の主は肘掛け椅子に座っていたようです。「背の高い肘掛け椅子」って書いてあるから、人が見えないくらいの背もたれだったってことなんでしょうね。 で、そこに座っていたのは、長身の男でした。 顔が青白かったり、黒いマントをはおっていたりするあたり、どう考えても怪しいです。 しかも、イラストがイケメンだ〜(笑) そんな胡散臭い奴に「美しいお嬢さん」とか言われても嬉しくないです。 むしろ引きます。 「こっちへおいで」とか言われましたが、もちろん、選択肢は「攻撃態勢に入る」。 ここで、さらに選択肢が。 ○武器を使う ○武器以外のものを使う ん?? もしかして、さっき持ってきたニンニクの束とか役に立つんじゃないでしょうか? この人吸血鬼っぽいし。 ひょっとして、ですけれど。 なにしろ、遊んでいるのは「地獄の館」。 「そんなものは効かないよ」ということはありそうです。 でも、せっかくなので、ニンニクを使ってみようと思います。 ポケットに入れていたニンニクを取り出し、(たぶん)吸血鬼に向かって突きつけてみます。 すると、さっきまで自信たっぷりだった男が、急に恐怖の表情を浮かべました。 やっぱり吸血鬼だった模様。 ニンニクを突きつけられて脂汗まで出しています。しかも、逃げるつもりのようです。 恐るべし、ニンニク。王道吸血鬼でよかったよかった。 で、吸血鬼ですが、奥にある二つの扉がある方へと向かっています。 ぼやぼやしている暇はないようです。 ○吸血鬼が逃げ込もうとしている右の扉を先に開ける ○左の扉を開ける ○入ってきた扉から逃げる 入ってきた扉は、さっき鍵がかかった音がしたので却下。 吸血鬼が逃げ込もうとしている部屋も怪しげなので(罠がないとはいいきれないし)、残った左の扉を開けてみようと思います。 ………ってあれ? なんか、文章がおかしくないですか? 《君が右の扉を開くと〜》って書いてあるんですが?? ひょっとして誤植? あるいは原著が間違っている? えー! じゃあ、右の扉を開ける選択肢はどうなっているんだろう。念のため確かめてみます。 うーん、どうやらこっちの選択肢は逃げられるようです。 ということは、やっぱり間違い? 番号が逆ってことにしてもいい? いいよね。 でも、誤植が番号ではなく、「右の扉」が単に「左の扉」だったら、という可能性もないわけではないんだよなあ。 どっちなんだろう。 本来はズルなんですが、先の文章がどうなっているかチェックしてみた方がいいようです。 「右の扉を開ける(270)」→「ニンニクを吸血鬼に投げつけひるんだところで扉を開けて逃げ込み隠し通路発見」→「隠し通路へ(102)」 「左の扉を開ける(189)」→「ゾンビと戦闘」→「吸血鬼の動きを止め、奥にある左の扉へ(270)」→「隠し通路を発見、隠し通路へ(102)」 ↑ 上のようになっているので、やはり番号間違いのようですね。 なので、左の扉=270ということにさせていただきます。 さて、マキちゃんは吸血鬼にニンニクを投げつけ、ひるんだところで扉を開けて中に飛び込みました。 一見物置のような部屋ですが、運良くそこに隠し通路を見つけ、無事に吸血鬼から逃げることも出来ました。 出た先はの通路は薄暗く、不気味です。 果たしてこの先には何が待ち受けるのか。 ゾンビ、幽霊、吸血鬼と来たので、次は人造人間とかだったら、嫌だなあ。 *現在のマキの状態 技術点 9(9)、体力点 12(20)、運点 10(11)、恐怖点 5(11) *持ち物 肉切りナイフ(技術点+3)
ハウス・オブ・ヘル 4
[ ファイティング・ファンタジー ]
前回、ゾンビのいる部屋で戦闘になり、へとへとになってしまったマキ。
疲れの取れないまま屋敷の中を調べているのですが、前途多難な感じです。 ゾンビのいた部屋を出ると、もう一つの扉を開くか、前方に見える下り階段を下りるかという選択肢が現れます。 とりあえず、もう一つの扉を開いてみることに。 開けた先には、狭い廊下がありました。 突き当たりは窓、通路の左側には「ディアボロス」と書かれた扉があります。 ……あやしい。 いかにもあやしげです。前回、うっかり入って失敗した経験が頭をよぎります。 でも、1周目は何でもやってみないといけないという気持ちと、マイ設定「好奇心が強い」などを考慮した結果、やっぱり開けてみようと思います。 部屋の中には誰もいませんでした。 見たところ、怪しげなものもなさそうです。 ○しばらくここで休む ○窓から脱出できないか調べてみる という二つの選択肢が出てきました。 体力点も不安なので、出来れば休みたいんですが、何も起こらないとは絶対言えないんですよね〜。 変なものが出てきても嫌だし。 まあ、やってみないとどうにもならないし、マキはボロボロだし、休むことにしてみます。 部屋にあったベッドに腰かけると、なんと体力点が回復! +2点です。 でも、このままで終わるとも思えないんだよなー。地獄の館だし。 などと思っていたら、窓のカーテンが不自然に揺れています。 まだゾンビなのか? とびくびくしつつ窓の方を見てみます。 えー、なんか低い声がマキのことを呼んでいるんですけど! 向かい側の壁からうっすらと人の影が見えているんですけど! しかも、壁から出てきたその影には、首がありません。 声は、影が手に提げている生首から出ているようなんですが、これは幽霊ってやつなんでしょうか。 生首から血が滴っているのを見たマキは、恐怖点が+2になってしまいました。ひゃー! ○生首の言うことを聞いてみる ○逃げる と選択肢が出ますが、とりあえず私は逃げる! 戦闘になっても困るし、逃げられるものなら、逃げたいので。 部屋はなんとか妨害もなく無事(とは言い難いですが)出られるようです。 さっきの狭い通路に戻って、これからどうするか考えます。 左へ行って窓を調べるか、それとも回廊まで戻るか。 何かあるか確かめに、窓へ行ってみることにします。脱出出来る方法もあるかもしれないですし。 窓にはカーテンが掛かっていますが、カーテンは嫌な思い出しかないので、用心深く叩いてみました。 反応がない……ということは、今度は何もないと見てもよさそうです。油断はまだまだ出来ませんが。 で、カーテンを左右に開くと、窓に鉄格子がつけられているのがわかりました。何故、鉄格子が必要なのか。謎は深まるばかりです。 さらによく見ると、ガラスの一部分だけ雨に濡れていないようです。まるで雨が避けているような感じだと、不思議に思って顔を近づけると、結露が形作って何かの文字になっていました。 何かのメッセージ? 「モンダーナはアバドンに」 なんて、何がなんだかわからないメッセージです。 それでも、一応なんかの役に立つかもしれません。他の人には見られないように、こっそりと文字は消しておくことにします。 ちなみに、『いずれ役に立つかも。その時が来たら、わかる。だから、使おうと思ったら《88》を見てね。でも、《88》はまだ見ちゃだけだよ』と本文に書いてあるので、メモっておきます。 もう出来ることはないようなので、回廊に戻ることにします。 回廊を歩いていくと、1階と2階をつなぐ階段に出ました。 階段の反対側には、名前の書いていない部屋もあります。 ○扉を開いてみる ○階段を下りてみる ○さらに回廊を進んでみる さて、3つの行動が選べるようですが、どうしますかね〜。 せっかくなので、扉を開いてみようかな。 どうやら物置小屋のようです。 扉を閉めたあと、中を物色してみようと思います。 左右の壁には棚、真正面にはまたまた扉があるみたいです。 棚にある品物を調べてみるつもりですが、何かいいものが出てくるといいな。 えー、陶磁器とか、ナイフとか、食料とかあるみたいです。 肉きりナイフなんかは、武器として使えるようなので、入手しておきます。技術点+3ですね。 これで素手で敵と戦うという状況は回避できそうです。 後は、束ねたニンニクと、白い液体。ニンニクは持って行ってもいいらしい。 で、白い液体の方ですが、飲むか飲まないかの選択肢があります。 ○白い液体を飲む ○奥の扉へと進む ○部屋を出る 液体はやばそうです。前回失敗もしているし、白は嫌な感じです。 ここは、飲まないことにして、奥の扉に進んでみようと思います。 部屋を出ると、そこは廊下です。左手突き当たりに扉が会って、「シャイタン」と書かれていました。その向かいにある扉には「マモン」。 えー、どっちを選ぼう〜。個人的には「シャイタン」? 「マモン」も気になるけど、うーん。 決めかねたので(後から反対の部屋にも入れるかもしれないし)、ここはあいうえお順で「シャイタン」の部屋を開けることにします。 さて。 適当に決めて入ることにした「シャイタン」の部屋。 扉の先には、何があるのか? ゾンビかお化けか、屋敷の住人か? 続きは、次回更新で。 *現在のマキの状態 技術点 9(9)、体力点 12(20)、運点 10(11)、恐怖点 4(11) *持ち物 肉切りナイフ(技術点+3)、にんにくの束(用途不明)
ハウス・オブ・ヘル 3
[ ファイティング・ファンタジー ]
とりあえず、食事をしましょう、ということになり、伯爵とともに食堂へと向かったマキ。
これが吉と出るのか、凶と出るのか。 ちょっぴりドキドキしながら、冒険再開です。 案内されてやってきた食堂は、随分りっぱなもののようです。食事も豪勢、食器も銀、天井にはシャンデリアという豪華さです。 さすが金持ち。さすが伯爵。とマキが思ったかどうかわわかりませんが。 席につくと、執事にマキに飲み物を持ってきました。 ミルクか、トマトジュースか。 どこかのブログで、主人公未成年のせいかアルコール飲料がノンアルコール飲料に変わっているとは聞いていましたが、これがそれ?でしょうか。 記憶の片隅にどっちかを飲んだらやばいというのが残っているんですが、昔の記憶は曖昧なうえに、飲み物が変わっているのでさっぱりわかりません。 気持ち的に赤はやばそうな気がします。かといって、白が安全だとは言い切れないような……。 うーん、安全そうなミルクにしてみましょうか。ダメもとで。 というわけで。 「ミルクでお願いします」 と言ったかどうかわかりませんが、ミルク選択。 あー。 だめだったかー。 どうやら、一服盛られていたようです。やっぱり色に惑わされたらいけないか〜。 「あなたの冒険は終わりです」と言われるかと思ってあせりましたが、ここではどうやら大丈夫そうです。 よかった……とは言えない状況ですが。 手足を縛られ身動きも出来ないので非常にやばい感じです。 部屋には窓があるので、それを割ればもしかするとロープを切ることが出来るかもしれません。ということで、マキには頑張って窓まで行ってもらうことに。 そこで、やけくそで窓ガラスを割るか、運試しをするかの選択肢。 運試し、してみますかね。 マキの現在の運点は11。 サイコロを振って出た数は、2+1=3。 運試しは成功ですね。 割れたガラスの破片で、どうにかロープを切ることができました。ラッキーです。 ついでに、部屋の扉には鍵もかかっていませんでした。 これは、ラッキー……なのかな。罠なんじゃないかと、不安になるような状況です。 それでも、何もしないよりはましなので、そっと扉を開けて、外の様子を窺ってみます。 扉の向こうは2階の踊り場で、扉の前にある手すりから、玄関ホールが覗けるようでした。 踊り場の左を見ると、扉が二つ見え、通路は右にカーブしています。右側は、扉が1つ。扉を過ぎたところで、通路が左にカーブしているようです。 どっちに何があるのかさっぱりなので、右へ行ってみることにします(適当) 扉の前までやってきました。 左の扉には「バルサス」と書いてありますが、正面の扉には何も書かれていません。 「バルサス」……「バルサス」かあ。何が起こるかさっぱりですが、正解ルート探しの為にも、入ってみましょうか。 「バルサス」気になるし。 意気込んで入ってみたものの、家具もおいていない部屋でした。 ですが、カーテンが妙に膨らんでいたり、あからさまに妖しげに木箱が置いてあったりするあたり、普通じゃないです。 ○ふくらみを調べる ○暖炉の上に置いてある木箱を調べる ○とっとと部屋を出て行く の3つの選択肢がありますが、ふくらみはどう考えても化け物が出てきそう。 木箱も妖しい。でも気になる。ので、開けてみることにします。 が。 せっかく開けようとおもったら、カーテンに妙な動きが! というか、結局カーテンは調べないといけないってことなんじゃ……。 などと、悠長に思っている場合ではないようです。 カーテンから飛び出してきたのは、ゾンビです。腐ってるし、ボロボロだし、肌は緑色です。 驚きのあまり、体力点は−2、恐怖点は+2です。 ついでに、ゾンビとも戦わないといけない模様。 ……武器もないのに? ……ソンビと素手で? ちにみに、 ゾンビ 技術点7 体力点6 マキ 技術点 6、体力点 16、運点 10、恐怖点 2(11) となっています。 逃げられないので、戦闘開始。 ひどく苦労しましたが、なんとか勝利。でも、マキの体力点は10に。ぼろぼろです。 邪魔者はいなくなったので、さっき調べそこねた木箱を見てみようと思います。 開けてみると、小さな鍵が入っていました。 なんで鍵?と思いつつ、文章を読んでいると「鍵を扉の錠に差し込むとぴったりだった!」と書いてありました。 へー、部屋に鍵がかかっていたんだーと、いまさらながら驚く。 入ってから一度も外に出ようとしなかったから、わからなかったよ。 ということは、結局、この部屋に入ったのは無駄だったと……。 ……………。 次があるなら、絶対に入るまいと、心に刻んでおくことにします。 1周目は、ゲームオーバーとかを考えずに思うようにやってみようという方針なんですが、結構マキちゃんをヒドイ目に合わせているような気がしてます。 これじゃあ、どう考えてもEDは無理だよねという展開になってきてるし。 とにかくナイフが欲しいので、どこにあるか思い出しつつ冒険しているんですが、1周目ではそこまでたどり着けない気もしてきました。 *現在のマキの状態 技術点 6、体力点 10、運点 10、恐怖点 2(11)
ハウス・オブ・ヘル 2
[ ファイティング・ファンタジー ]
前回は主人公マキの初期値を決めたところまででしたが、いよいよ今回から冒険(というよりサバイバル?)のはじまりです。
主人公が女子高生になったため、プロローグ部分は大幅に変わっていますね〜。 プロローグをまとめますと。 ○主人公マキは、日本人で、イギリスの留学中。 ○イギリスで出来た友人に誘われて仮装パーティーに出席していた(で、仮装としてセーラー服着用) ○仮装パーティーでなんとなく良い感じになった男の子とちょっと会場を抜け出したのはいいけれど、べたべた触られため、ぶん殴ってそのままパーティー会場を飛び出す。 ○雨は降り出すし、セーラー服姿は寒いし、最悪ー!と思っていたら、目の前にタクシーが見えたので、それに乗ってしまった(で、寝てしまう) ○気が付くと、タクシー運転手はいないし、どこだかわからない場所にいた。 ○不安になって外に出て、うろうろしていると、館にたどり着いた。 いかにも、これから何か起こるぞーという感じですね(実際、起こるわけですが) いよいよ、ここから冒険のはじまりです。 さっそくページをめくってみましょう。 (ところで、本文はゲームブックらしく、主人公の名前ではなく「君」と呼びかけられます。このあたりは、ちょっと嬉しいかも) さてさて。 館にたどり着いたマキは、正面玄関までやってきたのですが、さっき確かに見えたはずの2階の明かりは見えず、ひょっとして無人なんじゃないかと心配になります。 よくよく見ると、館は今にも崩れそうだし、梟なんか鳴いているし、時刻は真夜中だし、ホラー映画ならば、この先出てくるのは人ではなくモンスターだよという不気味さです。 もちろん、そんなことはあるはずもなく(と多分マキは思っている)、もしかしてもう寝ているのかも、と考え、意を決して住人を起こすことにします。 が。 扉を叩こうとしたところで、館の左手に明かりが漏れているのに気が付きました。 ここで選択肢。 扉についているノッカーを鳴らすか、呼び鈴の紐を引くか、あるいは明かりが漏れている場所へ行ってみるか。 前に出版された「地獄の館」の正解選択肢をまったく覚えていないし、今回「マキはごく普通の一般常識範囲内で行動する好奇心旺盛な女の子」というマイ設定を作っているので、それに従って行動してみようと思います。 となると、普通にノッカーか呼び鈴か〜。 まあ、ノッカーを鳴らしてみることにします。 ノッカーを鳴らして出てきたのは、燕尾服を着た陰気な顔の男性。 よくわからないけれど、怒っているみたいです。 状況説明ののち電話を借りたいというと、「ご主人様がお会いになります」と言われてしまいました。 仕方がないので、応接室で待つことになります。 応接室は立派で、肖像画があったり、豪華なタペストリーがあったりと、館の外観とは随分違う模様。 ここで、黙って主人を待つか、肖像画を見るか、電話を探しちゃうか、という選択をすることになります。 暇だし、ここは、肖像画を観察してみようかと。 肖像画は3つ。 ○若くて綺麗な女の人。 ○眼鏡を掛けた眼鏡の紳士。 ○白髪の老婦人。 管理人が眼鏡好きなので、紳士を選んでみる(笑) 紳士の名前は「ブリュースター侯爵」。マキ曰く、なかなか品のいい顔らしい。 が、さすが妖しい館の肖像画。 よく見ると目が動いていたりします。 しかも、その目は幾つかある扉のうち1つを目配せで示しているようです。 ここで、ぎゃーとかわーとか叫ばないマキは意外に度胸があるんじゃないかと思いつつ、どうするかの選択肢を選ぶことに。 大人しく主人を待つか、紳士が示した扉を見るか、他の肖像画を見るか。 ここは「好奇心旺盛」というマイ設定を採用して、扉に行ってみましょう(嫌な予感がしないでもないですが) …………って、やっぱり嫌な予感的中かよ! 取っ手を掴むと電気ショックかよ! マキ、ごめんよ〜。 そういえば、「地獄の館」でも同じような経験をしたような気がする……。 結局、体力点−2だそうです。本当にゴメンね、マキちゃん…。 そんなとんでもない目にあったりしているうちに、どうやら主人とやらが現れたようです。 主人の名前は「ドゥルマー伯爵」、最初に会った男が執事の「フランクリンズ」という名前とわかります。 伯爵は、自分の状況を訴えようとしたマキに、寛ぐように言ったうえに、食事まで出してくれるとか。 執事は、紅茶まで持ってきてくれます。 ここで、紅茶を飲みながら、電話を借りたいと言うか、伯爵の言葉を待つか。 うーん、とりあえず、紅茶でも飲んでみますかね。 どうやら、今度は正解っぽい?です。 恐怖点があるなら1点減らせると言われました。増えていないので、減せませんが。 でも、問題はそこではなく、電話は不通になっていると言われたことです。 伯爵はマキに一晩泊まっていくようにと提案してくれます。 まあ、どちらにしても、外は嵐で出て行くのは無謀な状況。泊まるしかないわけですが。 そうこうしているうちに、食事の用意が出来たと執事がやってきて告げたので、食堂に移動することに。 結局、館に泊まることになってしまったマキ。 一見、ごく普通の館のようですが、いろいろ妖しいところもありそうです(電気ショックも受けたし) 果たして、マキは無事に朝を迎えることが出来るのか。それとも、電気ショックよりも怖い目にあうのか。 次回に続きます〜。 *現在のマキの状態 技術点 6、体力点 18、運点 11、恐怖点 0
ハウス・オブ・ヘル 1
[ ファイティング・ファンタジー ]
FFシリーズでも結構難しかったという思い出のある「地獄の館」ですが、今回、萌え改訂されてホビージャパンより発売されました。1日送れですが購入したので、まずは、ざっと初見の感想など。
表紙は以前のものとは違い、女子高生がナイフ構えて立っているものです。 名前はマキ・ヒイラギというらしく、イギリス留学中だとか。留学しているのに、来ている服はセーラー服に見えるんですが、何故?という突っ込みはなしで(*ちなみに、このセーラー服姿の理由は、本編で語られています。ちょっと笑った)。頭にアンテナが立っているように見えるのも気にしない方向で。 でも、思ったよりもイラストはいい感じに可愛いです。公式サイトなどではよく分からなかったのですが、買ってからよく見てみると、そこまで萌え系っぽく見えないからかもしれません。 まあ、原作に忠実ならば、結構すさまじい展開とかもあったりするので、主人公が可愛いくらいでちょうどいいのかも。 さえない男性が主人公でも、悲壮感たっぷりで雰囲気はありましたが。 さてさて。 冒険記録紙も、ゲームの進め方も、ごく普通のゲームブックとかわりないようみたいなので、ここで主人公マキの状態を決めておこうと思います。 マキの基本設定は、「優れた運動神経と、人よりちょっぴり多めの根性」らしいです。 そんな彼女は、当然「館」にたどりついた時には、武器も食料も持っていません。 他にも、確か、このゲームブックでは「恐怖点」というのがあって、これが一定以上になるとショック死しちゃうんですよね(かつて、これで死んだ経験あり) で、決めないといけないのは、技術点、体力点、運点、恐怖点です。 原技術点=サイコロ1回+6 原体力点=サイコロ2回+12 原運点=サイコロ1回+6 それぞれは、冒険中に変動しますが、原点を超えてはいけないというのは、他のゲームブックのルールと同じです。 サイコロを振った結果 原技術点 9、原体力点 20、原運点 11 となりました。 なんだか、ちょっと不安な数字……。 それから、恐怖点。これは、「サイコロ1回+6」で決まります。技術点などとは違って、恐怖点は0からプラスされていき、自分の決めた恐怖点を超えたら、ショック死してしまうというとっても怖いものです。低いと難易度が高くなるので、できれば高い方がいいんですが。 サイコロを振った結果、これは11となりました。 一応、冒険を始める段階ではマキは武器をもっていないので、ゲーム開始時は、技術点を−3にしないといけないみたいです。 というわけで、マキの初期状態は、 技術点 6、体力点 20、運点 11、恐怖点 0 となりました。 次回からはいよいよ冒険開始です。 なるべく死亡しないで進めたいですが、きっと無理なんだろうな〜。
ファイティング・ファンタジーシリーズ プレイ日記 目次
[ ファイティング・ファンタジー ]
火吹山の魔法使い(扶桑社版)
火吹山の魔法使い(扶桑社版) 1 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 2 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 3 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 4 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 5 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 6 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 7 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 8 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 9 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 10 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 11 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 12 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 13 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 14 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 15 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 16 火吹山の魔法使い(扶桑社版) 17 New 2008.10.06 Monday 20:59 | - | - | ▲
火吹山の魔法使い(扶桑社版) 17
[ ファイティング・ファンタジー ]
ミノタウルスがいた部屋から出ると、俺は西に向かって歩き出した。しばらく歩くと道は北に曲がり、すぐに行き止まりになっちまった。見たところ、ごく普通の壁みたいだが、何か仕掛けがあるかもしれない。
俺は、壁のあちこちを触ったり、顔を近づけたりと、散々調べてみたが、どうやら何もないらしい。ただの行き止まりに、無駄に時間をつかっちまったかな。 そう思いながら、俺は触っていた壁から手を離そうとした。 その時だ。 耳元で、「カチッ」っていう不吉な音が響いたんだ。 あっと思った時は遅かった。よけるとか、逃げるとか、そんな回避行動を取る前に、俺に意識はぶっとんじまった。 まったく、情けないぜ。 はっと気が付くと、俺は十字路にいた。意識を失っていたのは、どのくらいだったんだろう。検討もつかねえ。 急いで、装備品や体のあちこちを確かめる。 運がいいことに、持ち物はひとつもなくなっていなかったし、体に異常もない。どうやら、さっきのあれは、単なる転移の罠だったたしい。毒が吹き出たり、刃物が飛び出たり、岩が落っこってこなくてよかったぜ。そこまでの罠がしかけられていたら、今頃生きてないだろうからな。 後は、ここがどこなのか、確認しないと。 俺は、何の特徴もない十字路を眺めて、位置を考える。 どことなく見覚えがあるような気がするが、はっきりとわからない。覚悟を決めて進まないとどうしようもなさそうだ。 俺は、北に向かって進むことにした。 しばらく歩くと、また十字路に出た。この場所には見覚えがある。 北側の通路の奥は、さっきミノタウルスと闘った部屋じゃねえか。 ここから西へ行くと罠があった場所だ。俺は今度は東へ進むことにする。南、東と曲がりながら歩いていき、東西に走る通路の真ん中で立ち止まった。東側は行き止まりのようだ。北側には、細い通路があり、その先には木製の扉が見える。 扉の向こうに何があるのかが気になって、俺は足音を忍ばせながら扉に近づいた。 そっと扉を開くと、意外なことに中にいたのは4人の小男だった。皆、楽しそうにカード遊びに興じていた。部屋の中は彼らが吸うパイプの煙で霞んでいるし、えらく陽気なのは、側におかれたビールのせいかもしれない。 場違いなところにきちまった気がして、俺が扉の前で固まっていると、一人が立ち上がり、いきなり入ってくるのは無礼ではないかと言い出した。 我に返った俺は、慌てて謝り、話し掛けて仲良くなろうと試みる。みた感じ悪い奴らじゃなさそうだし、無意味な争いは嫌いだしな。 俺の友好的な態度で警戒を解いてくれる気になったのか、訪問者が珍しかったのか、彼らドワーフは次第にうち解けてきた。他愛のない話から始まって、やがて、彼らはこの洞窟のことも話し始める。 ここはザゴールの迷路で(なんとなくそんな名前じゃないかと想像していたがな)、迷路を通り抜けるには、 部屋を出て右、次が右、左、まっすぐずっと行く といいらしい。 だが、そのあたりまでしか、ドワーフたちもわからないようだ。 何も知らないよりは役に立つだろうから、彼らの言葉をしっかり頭に刻み込んでおくことにする。 それからしばらく話した後、俺はドワーフたちに礼を言うと、その部屋を後にした。 ********* 最終的な状況。 技術点:9 体力点:17 運点:9
火吹山の魔法使い(扶桑社版) 16
[ ファイティング・ファンタジー ]
部屋を出ると短い通路があり、その先には階段がある。そこを進むとまた通路だ。
急な角度で東に向かって道は曲がっていて、先は見えない。何かがいても嫌なので、俺はあたりを確認しようとする。 ところがだ。 立ち止まったとたん、俺の真後ろで妙な音がした。岩と金属を擦り合わせるような耳障りな音だ。 反射的にやばいと思って振り向いたら、天井から落とし格子が落ちてくるのが見えた。 あわてて後ろに下がった俺の目の前で、鉄の落とし格子が今まで通ってきた道を塞いでしまう。 もう戻ることは出来ないってことだ。 仕方ねえ。覚悟を決めて進むしかないだろう。 しばらく歩くと、道は北へ曲がっていた。 さっきから、短い距離ですぐに道が曲がるから、見通しが悪くてかなわねえ。足音も響くから、こっちの存在も敵にばれちまう。もっとも、足音に関しては、お互い様だがな。 困るのは、ずっと同じ景色ばっかりだから、時間感覚もおかしくなってきそうなところだ。 北へ進むのもいいが、ここら当たりに隠し部屋か隠し通路でもあったら面白いんだがな。 あるわけないと思いつつ、俺はそんなことを考えながら、空いた方の手で左右の壁を探りはじめた。 と、すぐに西側の壁に隠し扉を発見する。入ってどうなるかはわからないが俺は思いきって開けることにした。 何かいいもんがあるかもしれねえし。 が。 そういった俺の期待はあっさりと打ち砕かれた。扉の向こうは部屋ではなく十字路だった。 迷路のような道をあちこち迂りながら、北へ向かって進みんでいると、やがて扉の前に出た。 ……なんとなく嫌な予感がするのは気のせいだろうか。 ……………いや、気のせいじゃなかった。 扉の先は正方形の部屋で、そこにいたのは大暴れしているミノタウルスだったんだ。 ---------- ここで、ミノタウルスとの戦闘だ。 現在の俺の状態は、技術点:9 体力点:21 運点:9。 対する相手のミノタウルスはこんな感じだ。 ミノタウルス 技術点:9 体力点:9 ---------- 予想以上に苦戦したために、かなり体力を消耗して技術点:9 体力点:13 運点:9になっちまった。 大変だったわりには、部屋の中にあるものも大したものがない。 ミノタウルスが暴れたために割れたらしい壷の中にあった液体も水みたいだし、入っていた硬貨も偽物だ。8枚くらいは本物もあったけどな。 他には、二重底になった花瓶の中から赤い鍵が出てきただけだ。 鍵には「111」と刻まれている。どこの鍵だかわからねえが、何かの役に立つかもしれねえ。 俺はそれをいただくことにした。 この部屋は行き止まりらしい。 近くにもう魔物の気配がしないのを確認してから、俺は、少し休憩することにした。 腹も減ってきたしな。食事をして、体力回復しといた方がいいだろう。 ********* 最終的な状況。 技術点:9 体力点:17 運点:9
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