一定期間更新がないため広告を表示しています
明日もきっといい天気ゲームブックのリプレイ日記です。
|
『魔人竜生誕』 プレイ日記もどき その2
[ 和風ゲームブック ]
とりあえず、ゲームをはじめる前にいろいろと決めなければいけないことがあるようです。
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 後日談〜プレイ終了
[ 和風ゲームブック ]
終った〜と書きましたが、実はこのお話には後日談があります。
カズがシュンに送った「10の質問」のカズなりの答えを話すというエピソードなのですが、これは、誰と遙が魂結びしたのかによっても変わってきますし、余韻を楽しむためには、それぞれゲームをプレイした人たち自身で読むことをオススメしますので、ここで書くことはありません。 さて。 この「送り雛は瑠璃色の」でございますが、普通のゲームブックとは違い、正解の選択肢というものはありません。 どこに行って何をしても構わないわけです。 それこそ、すべての出来事から目を瞑って知らないふりをするのもありです。 もちろん、目的の場所を見極めるための答えを教えてくれる場所もありますが、絶対にそこへ行くのが正しいのかというと、そういうわけでもないのです。 途中、魂結びという言葉が出てきますが、誰と遙の魂を結びつけるかというのも、主人公の自由。 どのEDが正しいというのではなく、何回も繰り返し遊んで、全てのEDを見てみるのがベストかなと。 実際、こちらのブログに上げたのは1周だけですが、本当は、何周もしてます。 これからプレイする方へ。 「送り雛は瑠璃色の」は、少し独特なゲームブックです。 文体もそうですが、内容も1周ではわかりにくい仕様になっています。 和歌が出てきたり、登場人物が難しいことを言っていたり、謎解きが難しかったりするので、まどろっこしいのが嫌いな方や、じっくり何度も読み返すのが面倒な人には向いていないと思います。 それでも、興味があるなあという人がいらっしゃったら、是非遊んでみてほしいです。 あ〜、しかし、こんなヘタレな文章で、興味を持ってくれる人はいないような。 自分にもう少し文才があったらいいのになあと、リプレイ日記読み返して思ったのは内緒です(笑)
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 終章
[ 和風ゲームブック ]
僕の名前は、式部瞬。
確かに存在したはずのクラスメートのハルカが、人だったのか人形だったのか、僕には未だにわからない。 だが、カズは、ハルカが最後の瞬間、「とても大きな魔法」を行なったような気がするという。 その行為はきっととても尊いものだったのだろうと。 そして、僕自身の魔法はきっと― やっと終章に到着〜。 ハルカについて、謎はたくさん残ったことになるわけで、そのことについて、シュンとカズは話をします。 ハルカが人間だったのか、人形だったのか。 そして、最後の瞬間、彼女はどちらを選びたかったのか。 結局、最後には彼女自身の人形としての性が出て、穢れと一緒に流されていく道を選択したわけですが。 カズは言っています。 人は一生に一度、究極の魔法―真の魔法―というのを使うことが出来るのではないかと。 ハルカも、その大きな魔法を行なったのではないかと。 それは、きっとハルカが人形の本性であろうがなかろうが、とても尊いものだったのではないかと。 この会話を最後に、カズは瞬に手紙を残し、失踪してしまいました。 手紙に書かれていたのは、10の質問とシュン自身が行なう魔法についてのヒント。 そう。 まだ、シュン自身がやらなければならないことが残っていたのです。 人が一生に一度だけ行なうことが出来る魔法。 それは、瞬が遙と約束したこと―魂結びのことだと思われます。 いつか遙の胸の中から出てきた「南蛮煙管」が咲く場所を探し、その花を一輪摘み取り、遙自身の胸の一輪とあわせ、和紙に挟んで「飛鳥の形」に引き結び、新砂海岸から空に飛ばしました。 瞬の魂を分け与え、遙に魂を結ぶために。 大白鷺とともに消えていった歌は、きっとハルカに届いたと思います。 いつか再び「遙」と「瞬」が出会えることに願いをこめつつ―。
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 12
[ 和風ゲームブック ]
それは、まるで夢の中の出来事のようだった。
川の流れとともに、双頭の大竜蛇がやってくるのが見えた。 そして、最後の戦いがはじまる― 最後の戦いです。 呪文を唱えながら、和紙を飛鳥の形に引き結んで空に投げます。 雨に打たれても落ちることなく大白鷺は飛翔し、それに答えるように稲妻が走り、瞬は、何かに打たれたように橋の上に崩れ落ちました。 そして、目が覚めた時見えたのは、強大な二つの鎌首をもたげ、口の牙の間にたくさんの幼児をくわえた竜蛇。 側にいたハルカが両手にたくさんの人間をかかえ、まにあうかしら、と言ったような気がしました。 そこに現れたのはカズ。 ですが、紫色の炎を噴き上げ、紫色の光を放つ菖蒲剣を持つ彼は、まるで別人のようでした。 迫りくる大竜蛇に向かって、刀を持って突っ込んでいきます。 たちまち竜はカズをくわえ、のみこんでしまいました。その瞬間、カズがこちらを向いて「オレを供犠にしてくれ」と言ったような気がします。 瞬の中に、激しい怒りが湧き起こり、気がつくと、何か叫んでいました。 大白鷺を空に投げますが、橋の上には鎌首をあげて牙をむき出した双頭竜がまだいます。 もうだめだろうか。 そう思ったとき、どこからか現れた八人の人影が全力で竜蛇に正面からぶつかり襲い掛かりました。 身動きが取れなくなった竜は、それでも渾身の力で前へ進もうとしているようです。 ―ついに来たわ ハルカが見ているのは、大海から女坂川をさかのぼってやってくる、一体の牛頭人身の何か。 それは大剣を振りかざし、竜蛇を打ち据えました。 なすすべもなく、雷鳴とともに、竜蛇は橋をも巻き込んで崩れ去ってしまいました。 目の前で、ハルカが持っていた人形と共に渦巻く水の中に飲まれていくのが見えましたが、どうすることもできませんでした。 そのあと、どうやって家まで帰ったのか瞬は覚えていません。 翌日は豪雨が嘘のように晴れ渡っていましたが、町の被害はすさまじく行方不明者も多数出たようでした。 カズやハルカもその中に入っていましたが、カズの方はひょっこりと自宅に帰ってきて無事でした。そして、死んでいたはずのレイカも、集中治療室で奇跡的に意識を取り戻してこちらも無事。 ただ、結局水に飲まれて消えてしまったハルカは見つかることはありませんでした。 いろいろな謎―カズやレイカ、シュンに関する過去の記憶や、豪雨の最中傷ついたはずのカズの目が治っていたのは何故か、ハルカは人ではなかったのか等、解明していないことはたくさんありますが、とりあえず全ての事件は終りました。 ―終章へ
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 11
[ 和風ゲームブック ]
僕の名前は式部瞬。
嵐の中を彷徨う僕に、声をかけたのはカズの親父さんだった。 カズから預かったというメモを渡された僕は、そこに書かれていた言葉に、すべての終わりが近づいてきていることを感じていた― 町を調べ、さて次はどうするか、と思っていたところ、突然声をかけられました。 カズのお父さんです。 こんな嵐の中、カズから頼まれたメモを渡すために、瞬を捜していたらしいです。 いくらカズの声が切羽詰っていたからって、ごめんよ親父さん…。と心の中で謝り(何か言う前にすぐにいなくなってしまったもので)、メモを確かめることに。 また難しいことが書いてあります〜。 要約(?)すると。 夜明けの一刻ほど前に、双大龍が女坂川を下るらしい。 町を救うためには、斯鬼武(しきぶ)の力が必要。 カズは女橋で待っている。 惨劇を繰り返さないために、ハルカに対して、“魂鎮め”あるいは“魂結び”のための呪い歌を返してほしい。 などなど、いろいろ…。 あ〜、難しすぎだよ〜、カズ〜。 大体、「僕は裏から入るから遅れるかも」とか言われても、何のことやら。 裏ってなにさー!!! ややこしい言葉を使いすぎでございます。瞬もそう思ったようですが、とりあえず、切羽詰っているのは感じ取れたので、女橋に向かいます。 瞬には、そこに遙がいるという確信めいたものがあるようですし。 女橋の上には、ハルカが立っていました。 けれど、ハルカの様子はいつもと違い、体調が悪そうに見えます。 というか、口から真赤な液体を吐いてます! 血か?と思うと、ハルカは「私の血はアサガオの汁」だと言います。 「体中が腐って、自由がきかない」とも。 そして、瞬に対して、自分の体が作り物であることを告げました。 「私の心臓は何で出来ていると思う?」 と問いかけるハルカに対して答えを言えずにいると、瞬の手は、彼女によって、ボロボロになった胸の中に引き込まれます。 そこから出てきたのは、しおれてしまった一輪の花―南蛮煙管。 ほつるなら 見てな忘れそ 麻衣 にほひつきたる 朝露の色 わたつみを うつして咲かむ 思ひ草 誰そ知るらむ 朝露の色 雨が酷くなる中、ハルカが歌を口にしました。 カズの忠告通り、ここで返し歌を言わなければならないのでしょう。 けれど、その歌を捜すにはどうしたらいいのか? 選択肢には、“飛斯鬼”か“車水輪法”がありますが、以前パパから聞いていた説明を覚えていれば、自然とどちらを使うのが正しいのかはわかると思います。 覚えていなくても、漢字を見ていれば、きっと解るはず(たぶん…) さて、使う術は決まりました。和紙を飛鳥の形に結び“大白鷺”を作って、次は呪文です。 選択肢は3つ。 “蘇民将来”と“急急如律令”と“道満清明” まあ、これは一般的によく聞くものを選べば正解です。万が一間違えても、霊力点が減りますが、余裕があれば(たぶん)大丈夫。 最後は、大白鷺を飛ばす場所。 ここまで調べてきたことを参考にどこへ飛ばすのかを決めます。 今回の瞬が知っていること、覚えていること。 それを参考に決めた場所はひとつ。 というか、まったくどこに飛ばせばいいのか想像もつかなくなってきたので、前に読んだ川に関する文献を参考にしてみました。魂結びだの川を下らせるだの出てきてたし(適当) ここでの選択肢によって、魂結びの結果が変わるわけですが、どれが正解というものもないので、まあ解らなければ、自分が思うところに飛ばしてしまっても構わないと思います(おい) 大白鷺を飛ばし、戻ってきたそこには、ひとつの和歌が書いてありました。 その歌をハルカに返すと、ハルカの目が瑠璃色に染まりました。 指差す先には、女坂側の上流が。 「龍がもう来たわ」 と言われ見ると、女坂川を下り、海に向かって疾走する大波を確認します。 迷っている暇はありません。 ここで再び術を使わなければ、今まで頑張ってきた苦労がむくわれません。 パパの説明を覚えていれば(こればっかり)、おのずと使う術は決まってきます。 恐らく、これが瞬にとっての最後の戦いのはずです。 つづく えー、ここで旧作との比較など。 細かい文章の言い回しは変更されているものの、大筋では変わっていないです。 カズのメモは、旧作よりは説明が長くなっているかな。具体的になってます。 あと、最後に使う呪文についてですが、選択肢には今まで見たことがない呪文が混じっていると思います。 新作でのパパの説明の時には削られていた呪文ですが、一応旧作をやっていない人のために旧作であった説明を入れておきます(本編には関係ないですが) “九字北斗” 「くじほくと」と読みます。五陰鬼煩悩鬼(ごいんきぼんのうき)の標結ひなり、だそうです 。 “弦打” 「つるうち」と読みます。 邪気四散なり、だそうです。
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 10
[ 和風ゲームブック ]
僕の名前は式部瞬。
カズと別れたあと、奇妙な霧に阻まれ、住み慣れたはずの町で道に迷ってしまった。 いったいこの町はどうなってしまったのだろう。 僕は、真相を探るために、気になる場所を更に調べることにした―。 女橋の東側に戻ってきていました。 西に行けば、女橋を渡ることになり、東に行けば四つ辻に向かうという状況です。 なんだか橋を渡るのはやばそうな気がするので、四つ辻へ行くことにします、 四つ辻では、ひそひそ話声が聞こえてきたり、護辻神社が見えなくなっていたり、不思議がいっぱいな状態になってます。霧も深いし、やな感じです。 ここから、東西南北のどこかへいけるようですが、えーと。瞬は東へ向かってきたわけだから、西に行ったら戻るんですよね。……って、そんなの自分が通って来た番号でわかるよ(笑) どこへ行けばいいのか思いつかないので、適当に進んでみます(地図見ればいいと後で気がついた) とりあえず、東に行くと男橋にたどりつきました。 橋はやばそうだよね(笑) 過去の記憶(旧作をプレイした時の記憶)がそう告げているので、四つ辻に戻ります。 今度は北だ! と勇んで進んだのはいいですが、山道は細くなるし、またもや四つ辻に出るし。 自分の住んでいる町なのに、瞬はすっかり迷子です。 北と東と西の先は、丁字路になっており、それぞれに文字が怪しく光る石碑が立っています。 北が“石仏跡”、東が“石敢富”、西が“石仏富”と書かれているようです。 はっきりいって、どこにも進みたくない感じです。 困った時には、すぐ霊査ということで(−4) 霊査をしたところ、山道にひだる神がうろついているということ、引き返しても意味がないということがわかります。 いや、わかったからって、どっちに進めばいいかは依然わからないんですけど。 石碑の文字に“仏”がついているあたり微妙に怪しいので、唯一その文字が含まれていない東に向かってみることにします。 って、また四つ辻だよぅ! 霊力点がまだ大丈夫そうなので、もう1回霊査。 あいかわらず、戻っても解決できないと告げております。あと、北の方から邪悪な存在が感じられるそうですが、“虎穴に入らずんば、虎子を得ず”とかあるんですが…。 つまり、なーんか嫌な予感がするけど、北に進め!ってことですか? ……そうなんだろうなー。 で、北に進むと、怪しさ満点の家が3軒並んで立ってました。 左の家は、玄関にスイカが置いてあります。 真ん中の家は、ナスとキュウリが積んであります。 右の家には、軒先に目籠がかけてあります。 さあ、どこへ入る? 霊査すると霊力が減るからなあ。 食べ物は怪しそう。右の家に入ることにします。 家の中には老婆がいて、糸車を回しながら、歌を歌っています。 その歌がどうやら重要そうな気がすると瞬が言っているので、メモしておくことに。 そのまま眠気が酷くなってきますが、霊力点は6点回復。やったー。 気がつくと、びしょぬれのまま四つ辻に立ち尽くしていました。 時刻は“よる” もう1箇所くらいはどこかへいけるようです。 朝朝新聞大町支社にでも行ってみようかなー。 新聞社は、この大雨の騒ぎか無用心なのか、鍵は開けっ放し、明かりはつけっぱなしな状態です。 ごめんなさーい、入りますよー。 と、一応心の中だけで声をかけることにして、机の上に置いてある気になる本を物色。 大町の民謡について書かれているようです。盆行事とか、川についての考察とかあります。重要そうですが、覚えきれないので、番号だけメモっておくことにします。 時刻が“うしみつ”になりました。 何かが起こりそうな予感がしつつ、これで町を調べるのは終了のようです。 つづく
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 9
[ 和風ゲームブック ]
僕の名前は式部瞬。
ごく普通の街に住む、どこにでもいる中学生だったはずの僕のまわりで、何かが起きていることは間違いないようだ。 様子のおかしいカズ。 現れた奇妙なナニカ。 そして、僕自身にも、変化が起きはじめているようだ。 いったい、これからどうなってしまうのだろう―。 前回、菖蒲の剣の場所をカズに聞かれたシュン。 とりあえず、彼にその場所を教えてあげることにします。 私の記憶によるとあそこ(その場所は一番下に書いてあります〜)だった気が。 そこを示すと、カズは 「時鳥 なくやさつきの 菖蒲草 あやめも知らぬ 恋もするかな」 という言葉を残し、消えてしまいました。 そこへ、遅ればせながらですが、消防団の人たちが燃えるトラックに気がついたのか、かけつけてきます。 見ていてもいいのですが、まだするべきこともありそうなので、シュンはここから立ち去ることに。 8月8日“よいのくち” 事態が切迫しているようなので、精神統一なんてものを試みてみます。 気になるところが幾つか思い浮かぶので、そこを調べてみることにします。 ハルカの家が気になるので、まずはそこへ向かうことに。 電気はついていないようです。人気も感じられません。が、ドアには鍵がかかっていません。 ……思い切って中に入っちゃいます。 ところが。 入ったとたん、いきなり激しい揺れが! 部屋の中なのに、何故か海の中に放り出されたりなんかしてます。 そして、気がつくと、新砂海岸に。 まったく何が起こったのかわかりません。 さっきまで降っていたはずの雨もいつのまにか止み、かわりに霧が出てきているようです。 海側からは、大勢の人が囁くような声が聞こえ、白い霧が人の形を取り始めています。 陸側には、3本の旗が立っているのが見え、それぞれには記号のようがものが書かれています。 怪しいです。 選択肢では、その3本の旗が立っている方向へ進むか、霊視あるいは霊査をするかが選べるようです。 とりえあす、霊査? 霊査してみました(霊力−4)。 海側の声の正体と、進むべき方向がわかります。 というわけで北へ向かってGO! 必死で走っていると、いつのまにか白い影は消え、大通りへ出ていました。 逃げた方向は正解だったようです。 よかったよかった。 つづく *菖蒲剣がある場所は大町小学校だったと記憶しています。 一応、前後とつながりがあるので、正解だと思うんですが、違ってたら大笑い。
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 8
[ 和風ゲームブック ]
僕の名前は式部瞬。
カズにつれられて男橋へたどりついた僕の目の前で、想像もしなかった出来事が立て続けに起こる。 いったい、カズは何を知っているのか? そして、僕はいったい何だというのだろう? 長いことサボってました(某ゲームの攻略に苦しいんでいるのはないしょ) 前回から随分空いてしまったので、管理人もどこまで行ったか忘れてしまいそうです。 さて。 前回、カズについていくことになったシュンでございますが。 男橋にたどり着いた後の行動はもっと怪しいです。 橋の途中で、下を覗いて何かを探している模様。逆らわないほうがよさそうな雰囲気。 しばらくしてレイカを発見。 けれども、すでにレイカは死亡しておりました。 間に合わなかったのか!とがっくり。 救急車を呼ぼうとするシュンですが、ふいにカズが「今、動くのはまずい」と言い出します。 後ろに何かいるようです。 かなりいやーな感じかも。 霊視するか、霊査するか、何もしないかの選択肢が出るので、とりあえず。 「霊視」してみます。(霊力 -2) なんだか、「忌まわしいもの」がいるらしいです。 というか、ますますカズが神懸ってきております。 な、なんだか逆らえないよぅ、カズ〜! そのカズが言うことには、「いやらしく寄り集まって、すっかり勝った気でいやがる」そうで。 いやもう、逃げてもよいですか(笑) なんて、そんなわけにもいかないので、どうするべきかと思っておりますと、カズが「気撃」を使えと言います。 「君の秘文を飛鳥の形に引き結び〜云々」 その場で和紙に何かを書き、それを渡されて、さあ使えといわれてもわかりかねます…。 「仮にも式鬼部の末裔だろう?」って。 怒られちゃった(笑) 「父に教えてもらっていないのか?」といわれ、ようやく、そういえば、父親から変なことを教えてもらったなあと思い出す始末。 とりあえず、折りたたみ引き結び息を吹き込むと、鳥が完成。 「七尋白智鳥(ななひろのしろちどり)」あるいは「大白鷺(おおしらさぎ)」という代物らしいです。 詳しい説明は、どうやら危険が迫っているのでしてもらえないようですが。 それを、後ろに向かって同時に放り投げてくれとカズは言うのですが、ここで、シュンの心に、「こいつを信じちゃっていいのか」という疑問が湧き上がってきます。 が、一応親友なんだし、ここは彼の言うことは信じるべきでしょう。 「指示通りに“気撃”を行う」を選択。 そして、そこに現れたのは。 暴走したトラックです。 何かに操られるように土手にいるシュンたちへ突っ込んできます。 気撃を放ったあと、カズに突き飛ばされるシュン。 何かを叫んでいるカズ。 爆発するトラック。 カズは無事なのか? 慌ててカズに駆け寄ると、左目から血を流しながら、さらに神懸りしちゃってます。 シュンのことを「式鬼部殿」と呼んでみたり、「菖蒲剣」がどうのとか、言ってみたり。 ただ、シュンとカズには、前世から何か因縁めいたものがあるようだということはわかります。 そして、「菖蒲剣(あやめのつるぎ)」の在処を教えてくれ、と言われます。 …。 ……。 ………。 あ、菖蒲剣の場所がわかりません先生! 調べるのを忘れてました! いまさら捜索のやり直しはきかないので、以前の記憶を元に、菖蒲剣のある場所に飛びます。 ずるだけど、ゆ〜る〜し〜て〜! ここで、恒例の旧版との比較。 まあ、殆ど同じです。細かい言い回しが違っているだけ。 でも、旧版の方のセリフの方が好きかもしれないです。 つづく。
送り雛は瑠璃色の(創土社版) 7
[ 和風ゲームブック ]
僕の名前は式部瞬。
やはり、周りの様子が妙だ。 何かが起こりはじめているのは、間違いないと思うのに、情報が少なすぎる。 僕は、とりあえず、調べ物をするために、出かけることにした。 8月8日“あさ” ここからは自由行動です。 行けるところはたくさんありますが、どこへ行くのが正解という答えがあるわけではないので、いつも悩むんですよね。 今回のシュンくんは、調べ物に燃える!ということで、とりあえず図書館にでも向かってみます。 ……あらら。図書館の雰囲気が、昨日と違うよ〜とシュンくんが感じて、霊力点が−1点となりました。そんなことで霊力が減るほど、繊細だったのか……(たぶん違う) 気を取り直して、雑誌を調べてみることにします。 『五芒星型』について書かれているようです。特に、北斗七星と十二神将については詳しく記述あり。 *霊力 49点 8月8日“ひるなか” いつもいつも図書館では芸がないので。 護辻神社に行ってみることにします。ここら辺、もうかなり適当に選択してます(笑) と! いきなり神社の境内に小冊子が落ちてます。なんと好都合な(笑) というわけで、普段なら絶対拾わないだろうに(勝手に想像)、シュンの霊感にピンときたらしいので、中を読んでみます。 大町(シュンが住んでいる町ですね)に古くから伝わる俗信について書いてあるようです。 大町には東に『男橋』、西に『女橋』というのがありまして、女橋を妊娠した女性が渡ると流産すると伝わっていたらしいです。なので、どうしても女橋を渡らなければならない場合、その対策として、男装したり、幼児をかたどった紙人形を橋の上から投げ入れたりしていたとのこと。これは比較的近代まで行われた行事だったようです。 なるほど〜。 8月8日“ひるさがり” ところで、シュンはご飯はどうしているんでしょう。 家に帰っているのか、あるいは学生らしく、マックとかミスドとか行ってるんだろうか…(余計なお世話か) さっきは神社に行ったので、今度は寺にでも行くことにしましょう。 西会寺(さいえじ)へ向かいます。 当たり前といえばそうなのですが、本堂には鍵がかかっています。が、中から何か妙な気配がするようです。 一応、中を調べておいたほうがよいかな〜というわけで、覗いてみちゃいます。 仏像が八体あるようです。それ以外は誰もいないはずなのに、何故か誰かいるような気配が……。 ホラーだ〜! 8月8日“たれそかれ” ぶらぶらしていたところに、慌てたカズがやってきます。 どうやら、シュンを捜していたようです。レイカが出かけたまま2時間以上も帰ってこず、心配した両親がカズに連絡をしたらしいのです。30分以内で帰ると本人は言っていたらしいのですが…。 あれ? 突然、カズがレイカの父親は、水害防止作業の応援で男橋あたりにいるらしいと言い出します。 水害防止って…雨が降っていたのか〜。そういえば、旧作をやったとき、選択肢によってはそういう話が出てきたような、そうでないような(曖昧) 今回私が選んだ選択肢では、雨が降っている〜などの記述は出てこなかったので(たぶん)、ちょっとびっくり。というより、唐突。 そして、どんどんひどくなる雨の中、カズがなんだか不思議くんになっております。 「うかつだった」とか、「レイカは男橋を渡った」とか、全然意味がわかりません! 頼むよ〜。もっとわかるように説明を〜。 しかし、無情にもカズは「急ごう」と言って、さっさと先を行ってしまうのでした……。 旧版との比較感想コーナーです〜。 でも実は、今回はあまり大きな修正点はありませんでした。 図書館での雑誌での記述は、ほぼ同じ。少し修正が加えられている程度。 護辻神社でも、小冊子の名前と、一部が修正されている程度。 西会寺もほぼ同じ。 カズと会ったあたりも、細かい表現の違いはありましたが、大体同じです。 まあ、このあたりは、変更する意味もないわけで、当然でしょうか。 次回、いよいよ物語は急展開します。 というより、立て続けに大変なことが起こってしまいます。
| 1 / 2 PAGES | >>
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|